甘酸っぱくてなつかしい! 『天然コケッコー』 [2007年07月24日(火)]
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今回ご紹介するのは、『天然コケッコー』。
くらもちふさこさんのコミックが原作です。 ![]() 映画の舞台は、豊かな自然が残る田舎町。小中学生あわせても、生徒がたった6人しかいない分校に、東京から大沢広海という中学2年の男の子が転校してくる。 同じ中学2年の右田そよは、初めて同級生ができたことに喜ぶけれど、クールでちょっと意地悪な大沢君に、なかなか近づくことができない。でも、しだいにお互いのことが気になりだして…、という、甘酸っぱい初恋物語。 さわやかでかわいいけれど、ちょっとがんこな姉キャラ気質のそよちゃん役を、夏帆ちゃんが上手く演じています。方言丸出しのセリフも、夏帆ちゃんが言うと、なんだかかわいくって、マネしたくなる。 大沢君を演じる岡田将生くんも、クールだけどやさしい大沢君役にぴったり。あんなイケメンが転校してくるなんて、本当にそよちゃんがうらやましい。 2人の恋が軸にはなっているけれど、ほかの子どもたちや近所の人たちのやりとりも、いきいきとして魅力的。 同じ中学生の、そよちゃんと伊吹ちゃん、篤子ちゃんの3人の関係は、気を許しているだけに、きついことを言い合ったりするところがリアルで面白い。 歳の近い大沢君が転校してきたことで、やっとバレンタインに渡す相手ができたと、みんなでチョコレートを買いに行ってはしゃぐ、なんてエピソードも、いかにも中学生女子って感じがかわいいのです。 島根県で撮影されたという、田んぼや山、海の風景もこの作品の魅力。夏休みに田舎に帰る、といった経験がない人でも、不思議となつかしさを感じるような気がします。 映画の世界にすっかり魅了されてしまって、観終わってすぐ、原作コミックを買いに走ったのですが、これがまた、いいのです。 先が気になるけど、読み終えるのがもったいないような… そんな作品でした。 映画の公開は今週末です。 『天然コケッコー』 原作:くらもちふさこ 脚本:渡辺あや 監督:山下敦弘 出演:夏帆、岡田将生、柳英里沙、藤村聖子、夏川結衣、佐藤浩一 7月28日より、シネスイッチ銀座、渋谷シネ・アミューズ、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー |




