『インランド・エンパイア』公開で、裕木奈江さん凱旋帰国 [2007年08月03日(金)]
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今日は、公開中のデヴィッド・リンチ監督の最新作『インランド・エンパイア』のためにロスから緊急凱旋帰国した、裕木奈江さんの舞台挨拶に行ってきました。
![]() 裕木奈江さんといえば、『北の国から』シリーズの、はかなげな役のイメージしか浮かばないのですが、その頃とはずい分変わって、強くたくましい印象。 彼女は、2004年にギリシャに留学。その後、アメリカに渡り、昨年公開の『硫黄島からの手紙』、本作品と立て続けに映画に出演しています。 記者会見は何年か振り、とのことで緊張しているようすでしたが、「アメリカでは、オーディションには落ちるのが日常ですから、悩んだり悲しんだりしていられません」ときっぱりコメントしていた彼女。今後は、中国人、アジア人の役にも挑戦したいと意欲的でした。 彼女の役は、ラストのほうに登場する、ホームレスの女の子。 長いセリフを延々としゃべり続ける、不思議ちゃん的なキャラクターを演じています。 彼女が出演しているのを知らなかった私は、この女優さん気になるなあと思って観ていたら、ん? 裕木奈江? こんなキレイな人だったっけ? と驚愕。 本人がキレイになったことに加えて、デヴィッド・リンチ監督の映像の中では、女性がみな魅力的に見えるという、リンチ・マジックの効果でしょうか!? 話を映画のほうに戻すと、 『インランド・エンパイア』は3時間という、とても長い作品です。 ![]() 街の実力者と結婚して豪邸で暮らす女優ニッキー。彼女が女優としての再出発をかけて新作の映画に臨むところから話が始まります。実は、その映画というのは、未完に終わったポーランド映画のリメイクで、未完に終わった理由は、主演の2人が殺されたから…なのですが、しばらくたってから、ニッキーはそのことについて聞かされます…。 と、このあたりまでは、付いていけたのですが、突然に「ウサギ人間」がリビングでくつろぐシーンがはさまれたり、ポーランドの映画のシーンが出てきたり。時間と空間がねじれてきて、途中からはストーリーを追うのはほぼ不可能になってしまいました。(私だけ、かもしれませんが…) 話を理解することを放棄して、自由に映画を観たらいいってことなのかもしれません。 ひとつ、私の提案としては、「まどろむような感じで観る」。 この映画は、ストーリーを追っても追えないので、うとうとしながら観るのがいいかも。脈絡なく場面が変わる映像は、本当に夢を観ているような錯覚を起こすほど。 ただし、ラストシーン近くになって突然、雰囲気がガラリと変わって明るくなります。ここは、観ているだけでワクワクして、気持ちが高揚してくるので、うとうともしていられない。 晴れやかで、豪華なラストシーンです。 インランド・エンパイア 監督:デヴィッド・リンチ 出演:ローラ・ダーン、ジェレミー・アイアンズ、ハリー・ディーン・スタントン、ジャスティン・セロー、カロリーナ・グルシュカ 、スコット・コフィ 恵比寿ガーデンシネマ、梅田ガーデンシネマにて公開中 |





