ジャック・ニコルソン14年ぶりの来日記者会見も。 『最高の人生の見つけ方』 [2008年05月09日(金)]
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明日から公開の『最高の人生の見つけ方』。余命半年を宣告された自動車整備工のカーター(モーガン・フリーマン)と、実業家として大成功をおさめたエドワード(ジャック・ニコルソン)が、入院先の病院で偶然隣合わせになって意気投合。人生でやり残したことを書き出して「バケットリスト(棺おけリスト)」を作り、ひとつずつ実行していくというストーリー。人生の終わりが見えたとき、自分には何が残るのか、といったことを考えさせてくれる感動作です。
![]() 監督は、かつて『スタンド・バイ・ミー』で少年たちの友情と冒険の旅をみずみずしく描いたロブ・ライナー。そんな彼が今回描いたのは、死を目前にした老人の「友情と冒険」。 余命わずかな老人の冒険と聞くと、「死」に向かう旅のようで悲壮感漂いそうですが、かえって2人は生き生きしてくるし、残された時間が限られているというのに、長年連れ添った妻の説得を振り切って知り合ったばかりの仲間と過ごすという選択も、ある意味前向き。スカイダイビングやカーレースに興じる2人を観ていると本当に楽しそうで、ベッドの上で死を待つよりずっと良かっただろうなあと思えます。 ![]() カラッと笑えるシーンが満載ですが、その中に、自分の人生に対するギモンや家族に対する複雑な思いも見え隠れする。最後にはやっぱりジーンとさせられました。 そして何といっても主演の2人がいい。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという、存在感たっぷりの演技を観るだけでも価値のある作品です。 さて、もう1週間ほど経つのですが、ジャック・ニコルソンがこの作品のPRで来日。その記者会見の模様はといいますと……。 ![]() まず質疑応答の最初のほうで「どうせ聞かれるから、自分から言うけど」と前置きして、もし自分が「バケットリスト」を書くとしたら何を書くか、の答えについて語りはじめました。「作ったことはないけど、私にとってのリストは、シャツをクリーニングに持っていくこととかそういうものだね(笑)。でも、この質問について、ロブ・ライナーが気に入った答えは『私の年代の誰もが考えることだと思うけど、大きなロマンスをもう一度体験したい』で、これはぜひリストに載せたいね」と。 ほかにも「女性は好きだし、女性にもまあまあ好かれるからね」「最も印象的なキスは… “So many”。いろいろ経験してきたから、数で勝負だね」と、余裕の発言もいろいろ出ていましたが、どの質問にも意外なくらい丁寧に答える姿が印象的でした。 『最高の人生の見つけ方』 監督:ロブ・ライナー 出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン 5月10日より丸の内ピカデリー2ほか全国ロードショー (c)2007 Warner Bros.Ent. ☆---☆---☆---☆---☆---☆---- ところで。 ずいぶん前にご紹介した映画『つぐない』の原作、イアン・マキューアンの『贖罪』を今さらながら読みましたが、すっっごくよかったので、書いてしまいます。 ![]() 私は映画→小説の順ですが、映画のシーンを思い浮かべながら、さらにディテールを読むことができたので大満足でした。これは逆に小説→映画にした場合も、小説の世界観をまったく崩すことなくキャストもカンペキなので、感動できるはず。 まだ上映しているようですので、ぜひ小説とあわせておススメします! |







