阿部ちゃんもYOUさんも、ちゃぶ台を囲んで舞台挨拶!? 『歩いても 歩いても』 [2008年06月26日(木)]
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ちょっと変わった舞台挨拶に行ってきました。
今週末公開になる『歩いても歩いても』の関連イベントなのですが 出演者一同が、なんと、ちゃぶだいを囲んでの舞台挨拶。 ![]() このセットは、劇中に登場した“横山家”の居間を再現したんだそう。 トーク中もお茶を飲んだりすいかを食べたりと、和やかなムード。 とはいえ客席から観ると、ちょっとお茶の間コントを観ているような気分にも……。 ![]() この映画は、阿部ちゃん演じる主人公の横山良多が妻(夏川結衣)と息子と3人で実家に帰省した1日を描いたもの。実家には良多の姉(YOU)夫婦たちも遊びに来ていて、久しぶりに家族が集まって賑やかに食卓を囲む。実は彼らは15年前に亡くなった長男の命日のために集まっていた、ということが中盤に明かされますが、特に大きな事件は起こるわけでもなく。いわゆる泣けるシーン、みたいなものも特にはないのですが、しみじみと泣ける、そんな映画でした。 是枝監督の挨拶の中に「この映画は、自分が母親を亡くしたときの後悔や悲しい気持ち、といったものからスタートしたんですが、できあがってみたら、観た人から『あれはウチの母親だ』、『自分も嫁として実家に帰ったときに同じ経験をした』といった感想をいただいたりして、観た人の人生のそばに寄り添えるような映画になったかなと思っています」とありましたが、まさにそう! ![]() 子どものころの話を何度も繰り返す母親、いいオトナなのにムキになって「それをやったのは兄さんじゃなくボクだから」と親の記憶を正そうとする息子。いくつになっても親子って親と子のまんまなんですよね。その一方で、風呂場に取り付けられた手すりに親の老い感じてドキッとしたり。こういうの、ちょっと身に覚えがあるかも。 気さくに振舞っていたかと思うと、急に残酷なことを言い出す母親、気まずくなりそうな空気をさっと読んで、さりげなく席をはずす姉、忙しいわけでもないのに、部屋にこもりがちな父親。大事な話が来客で中断されたり、唐突に話題が変わったり……。 これって恥ずかしいけどウチじゃない? と思うようなエピソードがたくさん出てきて、思わず家族のことを考えてしまいました。でも、そう思ったという人がたくさんいると聞くので、どこの家族も同じようなことしているってこと? この映画が泣けるのは、ちょっとしたシーンやエピソードをきっかけにして、自分の人生や家族への思いにスイッチが入りやすくなっているからかもしれません。 横山家の一日の話ですが、きっと自分の家族のことを考えてしまうはずです。 『歩いても 歩いても』 監督・原作・脚本・編集:是枝裕和 出演:阿部寛、夏川結衣、YOU、樹木希林、原田芳雄 6月28日より、シネカノン有楽町1丁目、渋谷アミューズCQN、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー |






