一服のもてなし

2008年02月
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節分 [2008年02月03日(日)]
 
2月3日は「節分」です。節分は読んで字のごとく季節を分ける日を指します。冬から春になる立春の前日、春から夏になる立夏の前日、夏から秋になる立秋の前日、秋か冬になる立冬の前日を「節分」といいます。

一般的に節分というと立春の前日が浮かぶのは、春夏秋冬のはじまりである立春を迎える喜びと春が来る喜びからでしょう。季節のはじまりの立春前日の節分は季節の大晦日でもあります。平安時代より宮中には追儺(ついな)という行事が大晦日にあります。一年の邪気を祓い鬼を払う「鬼払い」「鬼やらい」「鬼儺(おにな)」とも呼ばれる行事が豆まきのルーツであるのです。

今年の我が家の豆まきは私が主となりました。私は年男(その年のえとの生まれの人、私は子年です)だからです。豆まきは一家の主がしますが、年男がいれば年男が豆をまきます。この豆は妊婦は安産のお守りにもするありがたいモノです。


我が家の升は茶席で菓子器や煙草盆としても使う美術品でもあります。時代は桃山以前のモノ


私が升を持ち、「鬼は外、福は内」と豆をまき、家族は扇子を持ち私の後を扇いで行きます。主が豆をまき、周りが扇ぎ、鬼を出し、福を入れる。我が家の伝統であります。

ここ数年、流行の太巻きも食卓に並びます。



関西では節分に太巻寿司を恵方(今年は南南東)に向かって丸ごとかぶりつくと「福」を呼ぶといわれ、それが東京でも流行りだしたのはここ数年、この巻き寿司丸かぶりじたい時代の浅い風習ですが、話題は豊富です。食を楽しむには最高の趣向ですね。


豆は魔を滅する魔滅(まめ)の意味です。豆まきの行事は大切に残したいですね。
ではでは。



【今日のワイン】



カレラ[2006]
シャルドネ
セントラル・コースト
コルクではなくガラスのキャップを使っているのも話題です。


プロフィール
プロフィール
北見宗幸
社団法人茶道文化振興会講師。みやび流和装道マナー部師範。高田馬場で昭和25年から続く「茶道会館」でお茶の稽古や茶会を催すほか、テレビ、雑誌などでも幅広く茶道の指導を行う。『はじめての茶の湯―茶道の基本がよくわかる』(成美堂出版)監修。
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