昼も夜も芝居づけ

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歌舞伎座百二十年『寿 初春大歌舞伎』夜の部 [2008年01月10日(木)]
 
「新年には歌舞伎」という方が多いのか、今月は演舞場や国立劇場、浅草公会堂、大阪松竹座と、各地で歌舞伎興行花盛りであります。
そんななかでも、やっぱり一番賑わうのは歌舞伎座です。
着物でいらっしゃるお客さんも多いし、紅白の繭玉飾りが劇場内のあちこちにあり華やか。
正面の入口を入ったロビーには、凧や羽子板なども飾られて、正月気分を盛り上げてくれております。


夜の部の演目も、めでたい尽し。

『鶴亀千歳』は、中村富十郎さん、中村芝翫さんという人間国宝のお二人が尉(老翁、つまりお爺さんですよね)と姥(とすれば、お婆さんな訳です)となって踊る舞踊。
もう、このタイトルからして目出度気でしょ。
なんと、おふたりの登場の前には、松竹梅の三人も踊るという目出度さ加減。
富十郎さんの柔らかな踊りが、なかなかに可愛いい翁っぷり。

続く『連獅子』は、いわゆる歌舞伎といって思い浮かべる、あの毛を振り回す演出のある踊り、です。
筋書きによれば、今回、お二人の着物は幸四郎さんのお父さん(初代・白鸚)が作った着物だそうで、これがまた素敵。
クリーム色と紫掛かった藍色の地に扇の模様が、なんとも上品な色でうっとりでした。

そして最後は、歌舞伎十八番のひとつ「助六」。
これがとてもよかった。
花魁がずらりと並んだり、洒落たセリフがあったりと、もともと派手なお芝居なんですが、今回はこれまでに増して見どころ満点。
これまで、さしていい役とも思っていなかった脇役が、どれもなかなかに見せ所があって、二時間にも渡る長ーいお芝居を、飽きさせることなく見せてくれます。
あんまりにも見どころ満載で、前の二演目を忘れそうになるくらい(失礼!)。

セリフも聞き取りやすいし、歌舞伎らしい華やかさも大きさもあるし、そうかと思えばやわらかな芝居もあるし、笑いも満載で、とにかく初心者におすすめです。

ブログが長い、と周囲から不評なので(笑)、詳しくは下に。
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プロフィール
プロフィール
望月リサ。ライター。女性誌やWebサイトでインタビューやカルチャー関連の記事を担当。締め切り間際でも観たい舞台は絶対にハズさないステージフリーク! 「ライブじゃなきゃ味わえないこと、いっぱいあります。ハマるとこんなにすばらしいものはないです。劇場にもっともっと足を運びましょっ。」
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