昼も夜も芝居づけ

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鹿賀丈史・市村正親出演『ペテン師と詐欺師』日生劇場 [2008年01月15日(火)]
 
鹿賀さんと市村さんという、ミュージカル界を支えてきた大御所二人の顔合わせです。
じつは今回が再演になるんですが、前回見損ねてしまい、これが初観劇でした。
元ネタはといえば、もう15年くらい前になるんでしょうが(調べてみたら公開は1989年でした)、スティーブ・マーチンとマイケル・ケインの同名映画。
高校生の時に映画館で観て、軽快に展開していくストーリーとキャラクターの魅力に笑い、その後、中古でビデオまで買って持っていたりして。

そんなこんなの作品だけに、鹿賀さんと市村さんという絶妙なキャスティングに、初演時はうなったものです(笑)。


鹿賀さんは、マイケル・ケインのやった優雅な物腰でお金持ちを装い、有閑マダムたちからお金を騙しとる結婚詐欺師・ローレンス。
市村さんは、スティーブ・マーチンが演じた、口のうまさで人を騙して小銭をせしめるペテン師・フレディ。
軽妙で小粋でちょっと単純で、どこか可愛らしさのある二人は、鹿賀さんと市村さんのキャラクターにぴったり。
そんなふたりの丁々発止のやりとりを、このキャストが繰り広げるというだけで楽しめる舞台でした。

今回、ふたりの間に入って奮闘するクリスティン・コルゲート役はソニンさん。
じつは『スイニートッド』で観たソニンさんが、どうも苦手だったこともあり心配していたのですが、それがなかなかに好演。
ただ、おふたりとソニンさんの年齢が開き過ぎていて、LOVEの匂いがいまいち漂ってこないのが残念でしたが。彼女の持っている、肚の座った落ち着きっぷりと、同時に持っているキャピキャピ感とが役に上手に活かされていて、可愛らしいクリスティンだったと思います。

プロフィール
プロフィール
望月リサ。ライター。女性誌やWebサイトでインタビューやカルチャー関連の記事を担当。締め切り間際でも観たい舞台は絶対にハズさないステージフリーク! 「ライブじゃなきゃ味わえないこと、いっぱいあります。ハマるとこんなにすばらしいものはないです。劇場にもっともっと足を運びましょっ。」
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